交渉人真下正義in新百合

まだ始まったばかりという事とレディースデイとが重なり、
レイトショーにも関わらず結構な数のお客さんが入っている。
私はポップコーンとビールという両手に花状態で、いざ劇場へ。


踊るシリーズはテレビシリーズをビデオに録り何度も家族で見るほどハマっていた。
テレビの特別編も映画1・2も見たし、公式サイトの会員にもなっている。
で、本編はといいますと何か大変だったねぇ……という感想。
脚本が君塚氏から十川誠志へバトンタッチ。
この十川氏の経歴を調べてみるとかなり手広くやっている方らしいです。
コアアニメから普通のアニメからメインではないけどドラマ大奥まで。
この映画を見に来る人って、やっぱり今までの踊るファンが多いわけじゃないですか。

踊るの雰囲気を壊してはいけないだろうし、今までの流れもあるだろう。
それは本広監督が作ればいいのだろうけど……どうなのよコレ?
後半30分はすごく面白くなってきたので勿体無いなという意味でですけど。


寺島進のやった木島のキャラクターはとても良かった。
映画人に必ずいるタイプ。
めちゃくちゃキツイ言葉を相手に浴びせるのだが、最後に必ずフォローを入れる。
この役が魅力的だったから映画もひっぱってってもらえた気がする。
それくらい、良かった。
あと、ユースケというか真下はやはりバイプレーヤーなんだと確信した。
次回作の『容疑者・室井慎次』が少し思いやられます。



あ〜室井さんの監督って君塚さんなんだ。
そりゃあ真下の脚本できないわ。


クモ=王蟲のイメージなんだろうけど、あんまし格好良くない。

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電車の事故があって公開延期も囁かれていたけど、ちゃんと予定通り上映しましたね。
そりゃあ、制作サイドの人間にしてみたら全く違う話だというのは当たり前の事だと思う。
あの電車がトレインジャック*1にあっていたら話は別だが。
少しネタバレになるけど電車が「このスピードであのカーブに入ったら、ボディがぶつかる!」という台詞や
車内がかなり揺れて将棋倒しになり大勢の人が担架で運ばれるというシーンがあった。
延期した方がよかった……なんて思ってはいないが、あるシーンでは全く関係のない人間が尼崎での事故を連想した。
ただ、それだけ。

*1:って、聞いたことないけど