ずっと前から気にはなっていたんです。
でもTSUTAYAでずっと素通りしていました。
まるで恋した人と喋りたいんだけど、会話が続かないからって避けてる感じ。
相手はそんな私に気付くはずもなく……。
昔『トップランナー』のゲストで田辺誠一が出た時に
「意見が同じだからって、味方じゃない」ってな事を言っていて、それに凄い共感した記憶がある。
それから少し、私の中で田辺誠一ブームがきてました。
あの特徴あるまばたきといい、
その後『トップランナー』*1の司会になり、あまりに喋らないので頑張れって応援したり。
作品はやはり目を引くのが最初に収録されている『LIFE』
人物がフレームイン・アウトを何度も繰り返して、人物のサイズも計算されていて1カットで撮るという手法も凄いけど
台詞がなくただ歩いているだけなんだけど、人生というのがとてもよく伝わってくる。
『菊次郎の夏』のテーマ曲が流れ始めた時は少々戸惑ったけど、9分でいい作品を見させて頂きました。
息子と彼女が行ってしまった時の大塚寧々*2の表情がとても良い。
画面に映っている裏側は大塚寧々と小林賢太郎が抱き合うところとか
フレームアウトしたって合図があってから、カメラ後ろを2人で走って、また抱き合うポジションにそしてまたフレームイン……そう思うと少し可笑しくなる。
1シーン1カットって、とっても大変。
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