半年前すでに劇場にて『モンスター』は観ております。
そして昨日ドキュメンタリー『アイリーン・モンスターと呼ばれた女』を見ました。
映画は少なくとも希望がある描き方をしていたと思う。
でも現実はドラマとして成立しないほど残酷。
どうすれば救えたのでしょうか?
どうすればモンスターなんて誰も望まない名前を付けられずにすんだのでしょうか?
生まれてこなければよかったのでしょうか?
ドキュメンタリーの取り上げ方が、なんかアイリーンを愛していないような気がしてなりません。
確かに事実が全部詰め込まれているんだろうけど、愛のある編集をしているとは思えない。
一番親身になってアイリーンの話を聞いていたのがこの監督なのに
アイリーンも少なからず信頼していただろうに、どうしてか監督でさえもあの金にしか目がない奴らと同じにおいがします。
映画のエンディング「Don't Stop Believing」
ドキュメンタリーのエンディング*1
どっちの歌詞も映画をさらに切なくさせます。
ドキュメンタリーのほうはアイリーンが最後に流してほしいと頼んだ曲だそうです。
切なすぎます。
劇映画を見た彼がアイリーンと恋人セルビー両方私に似ていると言いました。
愛されたいと必死にもがくが上手く表現できないアイリーン。
自由奔放で子供の考え方しか出来ないセルビー。
どっちも私の中にいることは確かです。
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*1:忘れたので見直します