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志村貴子との出逢いは私がある男から『敷居の住人』全巻を貰い受けたところから始まる。
その男の部屋にはアンテナと繫がっていないテレビがあり、本ばかり読む人だった。
背が高くて、時々メガネをかけて、酔うとおかしい自分を装っている…とばかり思っていたが
普段から真面目でおかしい人と分かるまでには時間がかかった男。
そして最後まで本当の気持ちが分からなかった男。
そんな男から貰ったマンガは男・女という性別*1の中で揺れる少年少女の話。
何だか笑ってしまった。
作品どうこうではなく、何だか笑ってしまった。
男は素敵な作品を知っていたんだなと思ってね。
『敷居の住人』を読破以降、地道に志村貴子作品を集めています。
最新作の『青い花』も購入しました。
『櫻の園』の現代版……でいいんですよね。
男子女子*2の狭間に落ちる感じが興味を惹きます。
こういった題材が多いのは志村さんがそういった青春を送ってきているのでしょうか?
どうでもいいことですがね。
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