東京ゴミ女

好きな人が出したゴミを持ち帰り、ゴミを大切にコレクションにしていく女。
好きな人を知りたい。もっと近付きたい。でも話しかけられない。でも知りたい。
ゴミからは彼の色々な情報がわかる。
好きな食べ物。お気に入りのタバコ。お気に入りの石鹸。趣味。昔の女。今の女。
妄想は膨らむばかり。
自分はこんな感じになるまで人を愛した事がないけど、全てを知りたくなるのは分かる。
あと好きな人が誰かと付き合い始めたとき「幸せになってほしい」と「別れちまえ」の気持ちが共存してた。
ホント自分勝手。
恋する気持ちは怖いよね。


この話の最後。
夢の島に彼のゴミを捨てに行ったゴミ女。
ひとつだけ最後まで捨てられなかったモノってなんだったんだろ?
好きになったっていう気持ちかな。
あと、この作品見て戸田昌宏が妙に好きになった。
かわいい男には滅法弱いです。

東京ゴミ女 [DVD]

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