Dialog in the Dark 2007 10/7(Sun)18:20

2年ぶりに暗闇の中を歩いてきた。前回ほど暗闇に対する恐怖心というのはなかったけど、やはり暗闇の世界に放り込まれるのは緊張する。今回のテーマは学校。まずこの回に参加する人たちとアテンダントの奇跡の癒しボイスそねちゃんの自己紹介から。この時点でほぼ声と存在感のみの間柄となる。いろんな教室に進む。声を掛け合い、ぶつかったり、笑ったり、手を取り合ったり。まるでこの小学校の同級生が大人になって夜学校にしのび込んでいるみたい。音や感触やにおい、普段おろそかにしている神経を研ぎ澄ます。そして久しぶりに誰かの手を握った気がする。いろんな人の手。ぬくもり。そのぬくもりが暗闇の中でどれだけの安堵感を生み出していたか。そして最後うすぼんやりとした灯りの部屋で感想交換。20分くらいしか歩いていない感覚だったのにもう60分以上歩いていたらしい。前回も短く感じたんだよな。たぶんそう感じるのは暗闇とか関係なくて単純に楽しい空間だったからだろうな。光のある世界に戻ってきて感想を書く。その時にそうかそうか、この人はこんな顔してたのか。と、横をじろじろと見てしまった。書き終わった人から帰っていくんだけど「ありがとうございました」と皆言って帰っていってしまう。皆でこれから飲みに行きたいと思ってたから寂しい別れだったよ。そして自分も最後まで残って感想を書いていた人に別れを告げると共に名前を言ったら、暗闇で相当お世話になったイチさんだったので嬉しくなって握手を求めてしまった。もう皆と会うことないかもしれないけど、とても楽しい時間を共有してくれてありがとう。
【前回の体験記】
2005-11-08 - 充実野菜に充実にさせられちまう。