友達の引っ越しの手伝い、というか業者が運んでいるのを喋りながら見守る日曜午前。何度か遊びに行った部屋。手塚マンガが好きでクレバが好きで
スピッツが好きで
ラーメンズが好きな人。徒歩2分という距離に甘えて帰るのはいつも26時とか。部屋はどんどん空っぽになっていくのに遠くに行ってしまう実感がなかった。荷物を全部運び終えても今日からここに彼女がいないという実感が全くなかった。それから、ずっと気になっていたパスタ屋でお昼を食べて改札で手を振って別れた。アパートに帰ってからも特に何も思わず、借りていたこのCDを流しながらうだうだしてた。夕方彼女からのメール。嬉しいことがいっぱい書いてあって「大好き」って言葉が見えた時「消えないための方法」が流れてた。なんかもう一気に寂しくなってしまって、1人で泣いた。また半月後に会うのに寂しくて寂しくて。やっぱりそばにいる安心感は絶大だ。でもそれが当たり前だと思っていた。こういうのはやっぱり当たり前じゃなくなってから気付くんだね。彼女には本当に頑張ってほしいよ。ありがとう。