アナログフィッシュ@渋谷クラブクアトロ

アナログフィッシュに出逢えて本当に良かった。昨日見てきた記憶を世界中の人に脳内アウトプットして伝えたい。自分だけの記憶にしておくのが勿体無い。今までの中で1番いろんな感情/表情が見れたライブだった気がする。アナログフィッシュもお客さん側も。あー思い出しただけで笑みがこぼれる。
ここにきて更に健太郎さんの歌の魅力が増してた。「ハッピーエンド」「kiss」はこんなにも素敵な歌だったのかと思い知らされた。特に「kiss」はライブでちゃんとしたのを聴くのは初めてで最初の鍵盤が切なくメロディを奏で、そのあとにやってくるサビのドラマチックな展開と熱量。アンコールでまさかの万歳三唱を始めたり、側転する人とは思えないほど素敵な歌だった。MCはいつも通り危なっかしくて、でも不思議と頼りがいがあって、あと「アンセム」での会場全体でハーモニーを作る試みが初めて成功したと思う。いつも失敗すれすれな気がしてたので・・・あのテンポな上ワンマンでやるなら良い感じ。
下岡さんの身振りが大きくなればなるほど泣きそうになる。思いが溢れてるというのを解りやすいカタチで感じ取れるから。久しぶりに聴いた「ナイトライダー2」の始まり方がすごく格好良くて心地好くて、照明も本当に良くてクアトロに自分が居ることに感謝した。「Sayonara90's」がとても新鮮に聴こえ、「Life goes on」が当たり前の歌に聴こえた。毎回感動しかしてなかったLife goes onが当たり前になるほど他の歌も良かったんだ。歌詞もMCも彼が発する言葉はひとつも聴き漏らしたくない、全部受け取りたい。新発見としては「Light Bright」の最後の「ラララララララ♪」は大地讃頌的なノリと解釈。自然よありがとう、らしい。
州さんのドラムとコーラスと笑顔とメガネ飛ばしが普通になってきたことが本当に嬉しい。「夕暮れ」中盤にあるコーラスでマイクから遠ざかっていったあとに笑顔になるのを見て自分も笑顔になる。州さんがゆっくりな口調で「ありがとう」と言ってくれると幸せすぎてどうしようもない。こちらこそありがとう。
木村さんが口ずさんでいたりコーラスしたり笑顔で見回していたりするのを見ると、アナログは大丈夫だ!という気にさせられる。「最後のfuture」の鍵盤を聴いてまた新しいアナログの顔が見れた気がします。

健太郎さんが「セットリストに載ってなくても誰かが"スピード"と叫べば曲が始まる」というMCをして突如始まったスピードコント(笑)。下岡さんからお客さんにまで渡されるスピードバトン。たまにはこんなアナログも良いね。ということで、スピードの夏フェスバージョンPVを貼ってみた。
あと、昨日のライブを偶然隣で見ることになった人と笑うタイミングが一緒で恥ずかしかった。下岡さんが喋りだそうとマイクに近寄ったけどニヤっとしただけで後ろに下がった一瞬を見て同時に含み笑いをしてしまった。その出来事も含め幸せなライブでした。
あーこの多幸感溢れるライブを1人でも多くの人に見てほしい。