初ARABAKI。初SENDAI。何から書いていいのか分からないくらい楽しい2日間だった。いろんな歌を聴き、いろんな感情が渦巻き、美味しいものを食べ、のんびり桜を眺める。すごい幸せな2日間だった。
ARABAKI FESTの何が良かったって、センスが良い!Tシャツデザインを見てて薄々気付いていたけど何かセンスが良い!1番感動したのはステージが始まる前の出囃子が震えるほど格好良かった。全出演アーティスト名を左右のスピーカーで別のものを流して最後に「ARABAKI」って揃うとアーティストが出てくる。2日間に何度もこの出囃子を聞いたはずなのに最後まで慣れることなく、毎回バカみたいに高揚感最高潮でアーティストをむかえることができた。
2010/5/1(sat)@1日目
SCOOBIE DO→グッドラックヘイワ→サニーデイ・サービス→女子プロレス→KAN→小谷美紗子→TOKYO No.1 SOUL SET→エレファントカシマシ→向井秀徳アコースティック&エレクトリック→BOOM BOOM SATELLITES
スクービーが10時に出なければもう少し出発が遅くできたかもしれない。深夜2時に車で千葉を出発。いつもならまだ起きてる時間だけど翌日のことを考えると寝ておきたい。いろんな歌を歌いながら8時には駐車場に到着したと思う。遠くに見える山の頂に残雪を確認、強風が吹いてて肌寒くて夜まで体力がもつか不安なスタート。
SCOOBIE DO(荒吐)
朝っぱらからスクービー。楽しかったけど短すぎる。シュウさん盛り上げ上手。よく見たらベースの人カッコイイ。
グッドラックヘイワ(津軽)
大地くんのドラムが良いと言われ見た。キーボードとドラムの2人組だった。キーボードの人が常に笑っててこっちまで幸せな気分。後半スティックが折れてるのに叩き続けてて破片がバンバン宙に舞ってた。
サニーデイ・サービス(陸奥)
初サニーデイ。1曲目「東京」が流れた時点で感極まる。他にも「スロウライダー」「ここで逢いましょう」とかもう!そしてラスト2曲「NOW」からの「白い恋人」でもう涙が止まらなくなった。ソカバンでは何度も曽我部さんの声をライブで聴いてきたけど、サニーデイ曽我部は優しい声。メロディと歌声と演奏とそして自分の思い出が混ざり合って泣けてしかたなかった。
にしても曽我部さん以外の2人の風貌が変わらなすぎ。ちゃんと年をとっているのでしょうか?
KAN(花笠)
グランドピアノだけが置いてあるステージを眺めて始まるのを待っていると予想もしていなかった青色のナポレオンスタイルで登場。そしてあのイントロを弾き始めると会場からどよめくような歓声があがる。1曲目から「愛は勝つ」この歌をライブで聴く日が来るなんて今でも信じられない。そのあとも30分でKANの歴史が解るセットリストを用意してきたとMC。1曲ごとにいちいち立ち上がりお辞儀をする姿がにやけるほど可愛らしかった。CMにも使われてる「よければ一緒に」という歌が幸せな気持ちにさせてくれた。こういう出逢いを出来るのがフェスの良いところ。
小谷美紗子(津軽)
14年前「嘆きの雪」のCDを買ってからずっと好きで、でもライブはフェスで1度しか見たことがなくて今回が2度目。この日はアップテンポの曲ばかりやってくれて音と声が迫ってくる感じだった。最後「新曲やります」と言ってからの歌がこの日唯一のバラードで、前半だけ弾き語りで、幸せそうな歌詞が綴られていて、声とピアノと歌詞に泣くしかなかった。
TOKYO No.1 SOUL SET(陸奥)
ステージに向かう途中で「黄昏'95」が聴こえてきて嬉しくなった。でもその気持ちも1曲で終了。あとは修行のような時間。実はソウルセットの曲「黄昏'95」「風マークⅡ」しか知らない。曲知らなくても楽しいステージはあるけどソウルセットに関しては厳しい。渡辺さんがあそこまで歌うとかビッケがあそこまでピョンピョン跳ぶとか何にも知らなかった。ハルカリ出てきてからは天国でした。
エレファントカシマシ(陸奥)
目の前で見たいと思い前線へ。そしたら男性ファンばかりで驚いた。宮本先生の動きを全部真似するファンとかいらっしゃって、彼は好きすぎて宮本浩次本人になりたいのだろうか。
「珍奇男」をライブで聴けた。「ハナウタ」は何度聴いても好きすぎる。間近で見る「ガストロンジャー」は殺されそうだった。宮本先生に殺されるなら本望。
向井秀徳(津軽)
弾き語りで「tuesday girl」「TATOOあり」が聴けて最高だった。最後はこの前の野音でも歌っていた松任谷先輩の「守ってあげたい」向井は歌が上手い。下手だと思ったことはないんだけど、こんなに上手かった?って思ってしまった。
BOOM BOOM SATELLITES(鰰)
体力が限界でちょっと覗く程度にしようと思っていたけど無理でした。2曲くらいしか聴けなかったけど音楽カッコイイから踊ってしまう。
その後
会場を後にした時点ですでに35時間起きていることになり、くたくたでした。でも素晴らしい音楽に囲まれるのは本当に幸せなことだ。布団で眠れることも幸せなことだ。