アナログフィッシュTOWN MEETING@VACANT

胸いっぱい。帰り道幸せな感情をばらまきながら歩いてしまうほど素敵なライブだった。ナツフィッシュがないことを嘆いていたけど問題なさそうです。
初めて行く会場で場所が分りにくかったけど素敵でした。一階は本やカフェスペースが雑多にあって二階にライブスペースがあったんだけど統一感のない椅子たちと座布団が広がってて、これから何が起こるのかわくわくする感じ。どこに座るかおろおろした結果どセンターに座る。普段は全体を見たいから後ろめで見るんだけどね。

曽我部恵一

健太郎さんの「メロウ界のギターウルフ」という呼び込みのあと曽我部さん登場。昨年あたりから曽我部ブームが続いているので終始口角あげっぱなしで見つめて(見上げて)いました。ギターと歌声の魅力がすごい。「キラキラ」歌ったあとの父兄参観での娘さんの話可愛かったな。そのあと「何もかもがうまくいかない日の歌」に入る前のMCで「何にもうまくいかない日ってあるよね?」ってなぜか自分に向かって言ってたので驚きながらも頷くと「そのTシャツ俺も持ってるよ」と。この日やっつんのROCK豚Tシャツを着てって良かったー。目立つの恥ずかしかったけどかなり嬉しかったー。ソングライターズでこの歌の歌詞について話してたのを聞いたばかりだから熱くなった。最後のほうにやった新曲「満員電車のなかで」の持つチカラに心もっていかれた。ちょっと前野健太風な曲調だった気がした。曽我部さんの歌には日常が潜んでて輝きが満ちていて生きてる喜びを感じる。素敵なライブを見れて本当に良かった。

アナログフィッシュ

こんな近距離で3人の表情を見れる幸せ。タウンミーティングにちなんで1曲目は「TOWN」いつも思ってたんだけどこの歌の州さんコーラスの声って猫の鳴き声みたい。楽器がふだんより静かだからコーラスワークがはっきり聴こえる。やっぱりアナログの良さの1つはコーラスだよ。最近コーラスに力いれた歌が少ないから寂しい。今回のライブは自分の中で佐々木祭りだった。サニーデイ「baby blue」カバーは本当に嬉しくて声が漏れてしまった。また健太郎さんの声が伸びるしサニーデイの歌にぴったり。ざわざわ心が騒ぎすぎて涙溢れてしょうがなかったよ。素晴らしいもの見せてくれてありがとう。そして次の曲は下岡さんがボツ曲にしたけど、すごいいい歌だから歌わせてほしいと健太郎さんの歌声で復活「おとぎばなし」数年前のナツフィッシュで1度しか聴いたことないけどすごく良かった印象しかなかったのに・・・。健太郎さんが優しく囁くような声で歌ってて、こんな歌声を隠していたんですね。やっぱり良い歌だった。また聴けるといいな。アンコールは次回みんなでハモって録音したのを聴くという企画の課題曲。下岡さんはその為用に作った曲って言ってた「確率の夜、可能性の朝」タイトル聞いただけで最近の下岡さんっぽいなと思った。それかせっちゃんの「幸福な朝食、退屈な夕食」まぁ素敵な歌でしたよ。次回は7月9日。歌うという決意をもってきてください、とのことです。やっぱりこの3人のバランスが大好きです。3人の表情見てるだけで嬉しくて仕方ない。こんな素敵イベントがあと2回もあるとか幸せです。

あとがき

トイレに並んでたら上から話し声が聞こえて見上げたら下岡さんと喋ってたのがまさかの前野さん!あわあわしちゃってトイレ行きたいけどそれどころじゃなくなった。以前勝手に前野さんの打ち上げに参加したとき話してくれたことが目の前で実証された。絶対お話したい!と下りてきたところを引きとめ喋る。そしたらまた素敵な情報を頂いた。もうね、嬉しすぎて泣きそうでこんなに素敵なことばかりがおこるなんて。あーこの前のWWWワンマンのことも伝えようと思ったのに忘れてしまった。
最後の最後での前野さんの登場が極めつけすぎた。こんなにも素敵な夜をありがとう。