アナログフィッシュ@Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
野音ワンマンからもう1年。この1年もアナログと共に歩んできた。だけど少しだけ関係が変わった気がする。彼らに対する思いが少しだけ緩くなった気がする。大好きすぎて固執すらしてた。でもようやく気持ちに余裕ができたんだと思う。いつ自分の前からいなくなってもおかしくないと思ってたから。でもその不安はもうない。今つくってる音楽とメンバーの空気感みてて勝手に安心しています。
心地良い椅子でのシッティングライブ。「ガールフレンド」の素敵なハーモニーからスタート。このライブは健太郎さんの独壇場だった。歌声の伸び響きに聞き惚れて少し眠りそうになったほど(笑)。アコースティックな編成でより歌声の魅力が発揮されててEGくんのギターで歌った「いずる」バレンタインロックのとき本人に最高だったと伝えた「僕ったら」は特に至極の時間だった。そして至極なもう1曲「のどかないなかのしずかなもぐら」アレンジが急にどこに迷い込んだかと思うほど怪しく、照明も相まって異空間へ誘われてしまった。この1曲聴けただけでも大満足。これが期待の斜め上をゆくアナログの強さ。
アンコールになり健太郎さんが1人で登場。弾き語りをしてこいと言われ「Sayonara90's」を1番のみ歌ってからお客さんにリクエストを募り声があがった「Fine」ここにドラマが待っていた。ひとりで歌い始める健太郎さん。少ししたら下岡さんが登場しコーラスを始め、少し間があり州さんも登場してコーラスに加わったんだけど、冒険に繰り出すパーティがどんどん増えていく感じに見えたんだよね。アナログにはいろんなドラマがあったから、それをずっと見てきたから、希望がいっぱい詰まった歌詞と目の前の光景を重ねてしまいすっごく嬉しくなってしまったよ。生きてて良かったとまで思ってしまったよ。
やけのはらさんとの歌も初披露。しばらく聴き込ませていただきます。やけさん不思議な魅力で溢れてる人だった。
10月10日アナログは魔法にかかる。2013年はどんな魔法魅せてくれるのか今から楽しみ。