「頑張れ」っていってもらいたい

仕事の昼休憩に『神はサイコロを振らない』を観賞。
このドラマは素直な登場人物が多い。
ヤス子の周りはとくにそう。
気持ちをそのまま言葉にしている。
自分でも何に悩んでいるか分かんなかったら「自分でもよく分からないけど悩んでいる」と言う。
これが私に足りない事だとカップラーメンをすすりながら思う。
ヤス子がまた402便の客に頼まれ、人を捜しだす任務を引き受ける。
捜しだすも声を掛ける勇気が少し足りない。
ちょうどよく哲から掛かってきた電話にヤス子理由も言わず、
「頑張れって言って」
それに応える哲。
「頑張れ」
・・・
私もこんな風に周りと関わる事ができたら、もっと気が楽になるのだろうか。
こんな周りに人がいるのに私は誰とも繋がっていなかったのではないだろうか。
これからもそうやってひとりで生きていくんだろうなと思っていた気がする。
ひとりでどうやって生きていくつもりだったのだろう。
そんな事を思いながらひとりでテレビを見つめていました。