FISH DO@渋谷クラブクアトロ

アナログフィッシュSCOOBIE DOの2マン。面白くないわけない。

DJ佐々木健太

客入れ時間に健太郎さんがDJする試み。最初30分は不安になるくらいお客さんとの距離が離れてた。健太郎さんではなく普通の兄ちゃんが好きな曲だけ流してる感じ。だけど途中でスパルタ、HIGEとかかけたら盛り上がってた。シュガーベイブ「DOWN TOWN」を歌う健太郎さんはやっぱり良い声。惚れ惚れする。そして予想もしてなかった中村一義「1.2.3」をかけてくれた。好きな人が自分も好きな音楽を聴いてくれてるというだけで最高。スクービー出番直前に流したのがまさかのOASIS「Don't Look Back In Anger
」コヤマさんがMCでも言ってたけどオールナイトイベントの朝方4時に次回開催を告知する感じ。まだライブ始まってもなかったのに終演の空気が漂った(笑)。健太郎さんは何をやっても許される空気を出す人なんだと改めて認識。だって一挙手一投足が愛おしいんだもの。

SCOOBIE DO

数ヶ月くらい前から脳内で突然スクービーの音楽が鳴るようになった。音楽というよりは間奏部分の手拍子部分。なぜだか理由はわからない。底無しの熱量に巻き込まれたいという無意識の表れかだろうか。この日もきっちり巻き込まれてきた。とにかく楽しい。

アナログフィッシュ

11日に発売された「失う用意はある?それともほうっておく勇気はある」からの曲を中心にしたセットリスト。下岡さんの言葉が届く。近頃ライブで見かける下岡さんはなんというかクールでいられなくなった感じ。伝わればいい、ではなく伝えたいという強い気持ちを感じる。下岡新曲が続くなか健太郎さんのソロから始まる「fine」歌声が響き渡ったときすでに涙が出ていた。健太郎さんのストレートな歌詞と歌声。眩しすぎて自分が屈折してることが恥ずかしくなる。アナログフィッシュの良さはここにある。下岡さんだけではきっとこんなに追いかけてない。もちろん健太郎さんだけでも。この2人のバランスが重要だ。この絶妙なバランスが好き。州さんいてこそのバランスなんだけどね。「荒野」でずっと立ってドラム叩いてる姿は素敵だ。
アンコールは「スピード」この歌は元気が出る。拳をあげて元気が出た。ありがとう。