知ろうとすることが大切。

この本は高校で一番仲良かった先生に卒業前に貰った。
一緒に魚喃キリコのマンガも数冊貰った。
この本を貰う前に散乱した兄の部屋に転がっていたのを見たことがある。
でも特に手に取ることはなかった。
貰った本も放置プレイ。
けど先日骨折して、出掛けるのが好きだけど日曜日もずっと家に篭もっていて
引っ越して整頓されたばかりの本棚眺めていたらこの本と目が合った。
読む。面白い。
もっと早く手に取っていればミリ単位かもしれないけど、何か変わっていたかもしれない本だった。
何より面白かったのは、この本に出てくる上野教授像が私に本をくれた先生に似ていたことだ。
決して言葉を聞き逃さない。
放課後とか楽しく喋っていたかと思えば私の小さな発言を取り上げて「どういう意味なのか?」と言ってきたり
そして悠然とした態度で高校生相手に真剣に向かってくる。
他の先生とは全く違う空気を醸し出していて、その先生が私を面白いというようになり
一緒に舞台とか見に行ったっけなぁ。
夏にでも暑中見舞いを出してみよう。

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ

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