ポルノスター

中学の時に千原兄弟にはまっていた時期がある。
で、そのころ千原のなんかの本を買った時に「ポルノスター」のチラシが挟まっていたんだと思う。
見たくて仕方なくて、でも結局東京の劇場まで行って見る覚悟はなかった。
新百合のTSUTAYAにもないから、新宿に行ったついでにレンタルしてきました。
1週間後にまた返しに行かなきゃならんってのが面倒ですけどね。


無表情で人を刺しまくる荒野・ジュニア。
自分の気持ちに正直なヤクザ上條・鬼丸。
ナイフの雨。渋谷の急な坂。「おまえいらん」って台詞。音楽の入り方。ハイスピードカメラ。
印象に残っている所は色々あるが、私が一番印象に残ったのは
荒野が仲良くなったスケボー少年たちを助けに走るところだ。
己の感情なんてあるんだかないんだか分からなかった奴が
仲間のところに駆けつけナイフを出し、おっさんを追っ払う。
しかし少年たちに余計な真似はするな。刃物を見せ付けるのはチンピラだ。と言われ
荒野はひとりの少年の太ももを躊躇せずナイフで刺す。
単なる殺人モンスターがここでやっと人間味を感じられた。
ジュニアの適役っぷりに感動。

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