それでもボクはやってない

映画的嘘がほとんどないのに作品が面白いというか可笑しいのは裁判と人間自体が元々可笑しいものだから。事実が自身の真実に変化していくのが面白かったかも。弁護士の瀬戸朝香が傍聴人の山本浩司に言った「最低」という言葉が傍聴経験ある者として少しグサっときた。