ラーメンズ第16回公演「TEXT」@天王洲銀河劇場
初リアルラーメンズ。目の前で実体のなかったファンたちが劇場入口で列を成している。あ〜ラーメンズに逢えるんだと実感。劇場入って驚いた。銀河劇場の床ってとってもフカフカ。土足で上がってしまっていいのか本気で悩むほどフカフカ。素敵な劇場。
↓きっとネタバレ
この公演は「ALICE」の延長というより「ポツネン」「maru」の延長。それは至極当然なこと。2人でまた何かしたくなったのはソロ公演があったからだろうし。自分たちのやりたいように…小林賢太郎のやりたいようにやればいいと思うけど、なんだか見えない実体のない何かが大きくなりすぎている公演のような気がした。例えるなら浦沢直樹の「MONSTER」に出てくるなまえのないかいぶつのような。何か。
2階席から見下ろす感じで見ることになったが自分の眼鏡の度が合ってなくて表情が分かりにくく必死に目を凝らして見てた。無駄な意識を使ってしまったよ。残念自分。TEXTの裏テーマ銀河鉄道の夜を通してラーメンズの存在を証明したかったのだろうか。星の王子さまの「大切なものは、目に見えない」ということでも少しあるのかもしれない。コントたちは言葉遊びの連続。ここまで言葉遊びの連続だとDVDの方が見やすいかなと思った。他のお客さんの笑いで言葉がかき消されることもしばしばだったもんで。TEXT唯一のオアシス「馬とジョッキー」安心。やはり片桐仁コーナーつくらないと。最後のコント…というかあれはもうコントじゃないと思う。あれを見てまた小林賢太郎はソロ公演をもうやらないなという思いが強くなった。ラーメンズがこれから夜空をはしる汽車に乗って何処に行くか分かりませんが、昨日は逢えて本当に幸せでした。