倉地久美夫フェスティヴァル！in渋谷

渋谷に何度も行ったことがあるけれど、どうも地理がつかめない。
迷わないように地図を持って出掛けるけど、いつでも道に迷ってばかり。
なので風邪気味の自分は時間に余裕をもってアパートを出た。
13時半開場で、数人のお客さんがビルの前ですでにたむろしている。
ふいに上から最終調整をする倉地氏の素敵な歌声。
周りから少々笑いがこぼれる。


直前まで発表されることがなかったゲスト菊地成孔×外山明効果かどうか知らないけど、
アトリエ仕様のビルの４階は満員。
自分は予約したのが早かったみたいで、外山氏のすぐ後ろ最前列に座れました。
2年位前に購入した『I heard the ground sing』というCDしか聴いたことがないけど、
これをライブでどうやって表現するのかとても楽しみではありました。
布１枚で仕切られた控え室から出演者がのそのそ登場して15分遅れで開演。
裸足で出てきた倉地氏、想像通りの素敵な風貌。
生で見るのは2回目の菊地氏。
名前でしか知らなかった外山氏。
音が鳴る。
「なんだこの人たち!?」って正直な感想。
CDでは聴いていた曲だったけど、生で聴くと違いすぎる。
ドラムのすぐ後ろだったのでじっくりと見てたけど、こんな叩き方する人はじめて見ました。
見ていてドキドキしたライブ。
久し振りの音楽ライブで何でもいいから近いうちに生で音楽を体感したい気にさせられました。


ナマ倉地氏は声色をあやつり、良い声を鳴らし、素敵なギターを奏でていました。
1曲ずつチューニングを変える人をはじめてみました。
今度また東京ライブがあれば行きたいと思います。
……友達を誘いにくいから、またひとりでいくんだろうなぁ。

I heard the ground sing