shimokita round up4

今年も下北沢ライブハウスをめぐるフェスに参加してきました。夏フェスとはまた違った充実感。

佐々木健太郎(440)

「ロックンロール」がダイエットソングだと知らずに今まで聴いてた(笑)。やはり伸びる声は素敵。タウンミーティングのとき(?)にも歌ってた下岡曲「オルタナティブガール」での優しい声が大好き。10分くらいオーバーしたあたりでアライさんが止めに入る。止められなかったらもう1曲やってたよね。ラスト投げキッスしてた。

シュリスペイロフ(CLUB251)

友達から借りたアルバム「0.7」がかなりの仕上がりで楽しみにしてた。今までライブ2回くらい見たことあるけどあんま良い印象なかったのに今回は掴まれた。何が変わったんだろう?現時点でのバンド推し曲「夢うつつ」のカッコ良さはどこから溢れ出てるのだろう?

・・(SHELTER)

年始に初めてライブ見て即CD買ってそれ以来見てなかったけどパフォーマンス力が上がってた!こんな歌うまかったっけ?とかこんな笑顔でやってたっけ?とか。あと課題はMCですかね。そしてやっぱりドラムの彼の顔が気になる。かわいいんだけどなんかクセがあってたまらないんだよね。例えていうならヨーロッパの永野さん。新曲300円で売ってたので今回も買わせていただきました。これがまた良い歌だった。これで今年21才のバンドっていうんだからすごい。ニコテン見る機会増やしたいな。

Sorrys!(SHELTER)

こういう音楽をやっていたんだと初めて知る。菊田さんの危うさに目を奪われる。あの声と表情が所在無さげにたまに思えて少し愛しくなって。恥ずかしそうに笑ったりされると好きになりそうで困る。後半歌が言葉として認識できる曲がでてきてからのライブが良かった。アナログの下岡さんが彼に影響されてるのが分かった。

未完成VS新世界(CLUB QUE)

あの事故以来初めて。全編良かったけどとにかく「消えないための方法」に全て詰まってた。泣いた。目の前の澤田くんは今までと同じように熱く心に傷跡を残す勢いの歌い方で、より顔がムチムチになってて、左手薬指の第一関節から上がなくて、その手でギターを弾いていた。そして「ただいま」と言ってくれた。何度でも2年後になっても「ただいま」って言ってやると言っていた。澤田くん、おかえりなさい。タイトルのないラブソングはいつ音源化されますか?このラブソングは人というより音楽へのラブソングですよね。ずっと心待ちにしています。

SuiseiNoboAz(CLUB251)

圧倒的な演奏力。やっぱカッコイイ。そこまでライブ見たことないけどいつまで経ってもシンバルの位置に慣れない。驚いちゃう。「水星より愛をこめて」はテンション上がるね。

下岡晃(440)

ナイトライダー3」からスタート。言葉に神経を集中させる。Quipと関わり始めた頃のかなり初期曲と言い2曲目にやった「4」まだファンになっていない時期の歌だから何の思い入れもなく初めて聴いたけど相当素敵な歌だった。どうして今もやらないんだろうと不思議になるほど。歌詞で「日曜日の夜みたいだ」って部分があってアルバムタイトルにもなってるからあれより前の歌なんだろうな。会場にいるSorrys!菊田さんを見つけ一緒に「テキサス」を歌ってた。歌う人が違うとこうも違うのね。下岡さんは菊田さんの歌声をナイフみたいでしょ?と言ってにこやかな顔。Sorrys!のライブを見てきた後だったからちょっと分かる気がした。しかもちょっと切れ味が悪いの。切れ味が良すぎるとキレイに切れすぎて痛くないからね。彼の声はがりがりと傷をつけられてく感じが分かるの。あれこれはSorrys!好きフラグが立ったのか?最後は「抱きしめて」優しくも強く漂う決意。近頃の下岡曲の二人称っぷりがたまらなく好き。テーマは世界規模なのに隣りに愛する人がいてその人に向けて歌ってる。弾き語りとか今後もするようなこと言ってたので絶対行きたい。下岡さんの歌を今聴き漏らすなんてできない。

東京カランコロン(CLUB251)

ステージ上がとにかく楽しそう。バンドを組みたくなる楽しさ。ボーカルの彼が常に笑顔でフロアまで伝わってくる。それぞれキャラがあってちょっと内輪ウケぎりぎりな感じでも音楽が完成されてるからそれでも良し。独特なカランコロン調のメロディはホント好き。「ラブ・ミー・テンダー」のハーモニーは心地好い。

そのほか

ニコテンボーカル・ミヤタくんに良かったと伝えられた。州さんも見にきてた。ブチョーと握手した。菊田さんの自転車は新聞配達の人が乗ってるようなやつ。澤田くんの足は意外と細い。缶バッチが夕方には完売して残念。今年はショッキングピンク色なリストバンドだった。来年もまた参加したい。打ち上げした餃子の王将最高。